Getty Centerの写真展

開放感あふれるパティオからの景色が素晴らしい。
開放感あふれるパティオからの景色が素晴らしい。

Getty CenterのFelice Beatoの写真展「 A Photographer on the Eastern Road」に、ぎりぎり駆け込んで行ってきました。

 

GettyCenterは石油関係のビジネスで財をなしたJ. Paul Gettyの遺産によりゲティ財団が10億ドルかけて建設したといわれるアートの総合センターです。

 

サンタモニカの丘の上にあるのでロサンゼルスを一望できる景色、有名建築家による建物、膨大なコレクション・・・ロサンゼルスを代表する観光名所のひとつになっています。ちなみに…この施設、入場料は無料です。この太っ腹さがさすがアメリカ!でも駐車場は$15だけど。日本のことを思えば何時間停めても$15なので安いなぁとは思いますが。

 

庭園もあって、パティオもあって、景色もいいのでランチも食べて、ゆっくり1日過ごしてもいいかも。私はどうしても娘のお迎えの時間があるので、もう少し長くいたかったんですが…駆け足でした。今度は娘も連れていきたいと思います。

 

さてお目当ては、1850年代~1900年頃までの間、アジア各地を回って撮影したFelice Beato という写真家の作品中から、特に幕末の日本の景色、建物、人物を撮影したという130点がです。

 

 

当たり前ですが、時代劇や歌舞伎で観てきたお侍さんが…”本物”でリアルです。本当に江戸時代に”生きていた”人たちにドキドキします。

 

Felice Beatoが目にしたリアルがそのまま伝わってきます。

たとえば、イギリスの将校に朝ごはんを誘われたけれど断ったその日に彼らは浪人に暗殺された…という写真とか、写真を撮ろうとしたら「やめろ」と侍に言われた…その侍たちの写真とか。外堀から見た江戸城も興味深かった。当時の横浜とか、長崎とか…街の風景とそこに写っている人たちの姿とか。

 

 

歌舞伎の「め組の喧嘩」を思い出しつつ、リアルな江戸の火消したちがやっぱり粋だなぁ~と思ったり、歌舞伎の「髪結新三」を思い出しつつ、リアルな髪結の道具をチェックして、やっぱり道具はこの形なんだ~と感心したり。

 

もちろん、着ているものにも注目です。

 

左の写真のお侍さん、みな羽織を羽織ってますが、襦袢か着物を重ね着しています。少ない人で3枚、多い人はなんと6枚重ねです!思わず、数えてしまいました。昔の寒さ対策は着物の重ね着だったんですね。おもしろいです。

 

 

 

 

女性たちが肩幅たっぷり衿を出して、ひっかけるように着物を着ていたり、やっぱり基本はぐずぐずです(笑)。誰もぴし~っと皺なしで着物を着ていることはありません。それが普通だったんですね。でも、半衿と帯締めがおそろいだったりして、おしゃれを楽しんでいるのがわかります。帯が丸帯だからか、とっても重そうだったり。

 

紋付の着物を着ているものでも、ぐずぐずです。襦袢と着物の間にかなりのすき間があったり。もちろん流行などもありますが、やはり着物を着ることが「生活」だった時代ですから。

 

時代によって着方って変わっているんですね。

「正しい着物の着方」って何だろう…あらためて、そんなことを考えさせられました。

 

 

 

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